2009/3/21〜
モルディブは以前から入る海リストに載っていた。けれども、ポピュラーな東南アジアより少し遠い&高めになるため、遅れていた。で、去年、夏休みも取っていなかったし、ぼんぼん入っちゃうでしょーと勢いついてサファリ(ダイブ・クルーズ)を選択。ついでに、あまり人が訪れていないミーム環礁まで南下するコースにした。下図参照(Maldivian Starsより)。
概要
モルディブは位置的にはインド洋、インドとスリランカの南西にある。ほぼ環礁によって成り立っている島国。首都はマーレ。空からの景色は島々の花輪と称えられ、ネット上にも多くの写真がある(Google images)。
(クリックすると拡大画像を表示します)
自分が参加したサファリでは、深いチャネルと、それに付随するコーナーに入ることが多かった。ダイブ・スタイルはほぼドリフト。たまに岩を掴んだり、逆らって泳いで粘る。ロープによる潜行、浮上は皆無。流れるときはかなーり流れる。加えて、複雑に流れる印象を受けた。ガイドがチェック後、実際に入ると予想とはかなり違った流れになったり。
乾季でも、水はミクロネシアで見られるような碧く抜けるということはない。プランクトンが多いため。雨季になると透明度は少し落ちるが(流れもゆるやかになることが多い)、魚影は濃くなるようだ。
特にシュモクザメ(ハンマー)狙いというダイビングはしていないが、2回見ている。綺麗に撮れなかったので載せていないが or やる気が無くて撮っていないが、(水中での)イルカの大きな群れ、ネムリブカの群れ、(パラオほどいないが)オグロメジロザメ、マダラトビエイ、カンムリブダイ、ギンガメアジの群れ、クダゴンベ、アゲボノハゼ等々は一通り見ている。オニイトマキエイは別のパーティーが見た。ジンベイは現れず。
固有種も多いのだが、マクロは性格的にあまり向いておらず、相変わらずほとんど撮っていない。ガイドに対象を指差されて→OK返し!→撮らないでおしまいみたいな。
今回、詳しくは後述するが、人為的な原因でドーニ(母船に随行する小型のダイビング用ボート)が座礁、それにより別パーティーで30分ほどの漂流が生じている。ドーニの引き出し、修理、確認で1日半ほどが潰れた。そのため、目的のミーム環礁まで到達できていない。
自身も水深約30mでダウンカレント気味な激流の中、ロストしかかる or されかかることが…。
それではいつものように時間的編集をせず、写真をぽつぽつと。日付でページが変わるスタイルで。
余談で、日程の始めの頃、おそらく熱暴走によりカメラが動作不良に陥っていた。水中で発覚するもんだから、うわ撮れねえよ勘弁してと。撮りたかったが、そして確実に撮れたはずだが、撮れなかった被写体がいくつか存在している(海底に鎮座するでかい&逃げないエイとか…)。カメラ置き場が直射日光に晒されたのでしょう。