去年の終わり頃に買っているCDも含まれるが、今年、よく聴いていた、かつ名作な2枚を厳選。圧縮された音源かつヘッドホンではなくて、CD経由きちんとしたスピーカーで聴くことをお勧めする。
今、CDってほんとに売れてないらしいね。素晴らしい曲なら、結局はCDで聴きたい&持っておきたいと思うけどなぁ。逆に言い換えれば、適当な音源&安い小さなヘッドホンで満足できてしまう音楽市場って…。
Ma Fleur / The Cinematic Orchestra(Amazon)
試聴(juno records)
確かTowerで(Ninja Tuneか…)と思い、とりあえずで試聴したら作品性の高さにぶっとんだという。架空の映画を1枚のアルバムにまとめたというコンセプト通り、ストーリー性があり1枚で完結している。
室内楽の要素が強いが、Amazonのレビューにあるようにジャンルの壁を完全に越えている。
日本語版は解説とボーナストラック2曲が追加。
Lifetracks / Tom Middleton(Amazon)
’90年代にGlobal Communicationというambientでポピュラーなユニットがあった。その片割れ、Tom Middletonが発表したアルバム。
もはやambientではなく音楽性はより豊かになり、electronica、室内楽、fusion等々を飲み込み吸収している。美しく、が、大げさでないメロディーラインは健在。彼の人間性が滲み出ている。