ばっかり食べに関する考察

 テレビで扱われるような「ばっかり食べ」の実際を、回ってる寿司屋で見る機会がありました。餓鬼がネタとご飯、完全に別けて食べてた。もちろん箸の持ち方もめちゃくちゃ。あれでおいしいんでしょうかね? 何も注意しない親もどうかしてるけど。
 あの餓鬼、家でも米なら米、おかずならおかずと片付けているんだろうな。
 小学校の給食でも、ばっかり食べをする子のほうがはるかに多いそうです。ばっかり食べをする理由は、
「そうしないと、口の中で味が混じって気持ち悪いから」
 という。口内調味の概念まるで無し。幼児の頃から加工食品ばかり食べてきて、味覚が発達しなかったというのも多分にあると思う。
 洋食も洋食で、ああいう子はパンをうまく食べられないのでしょう。
 親も親で、偏食ではないからといって放置してしまっているのと、「自分もすることがあるから」(←しょうもな)ということで注意しない親が多いそうな。
 もういっちょ。今の子供は箸をきちんと持てる子のほうが少ないです。理由は簡単で、親もきちんと持てない人が多いから。
 要するに、親がだらしがないと or しつけないと結局、子供はかなり大きくなってから恥をかいて自分で直すか、自覚を持たなかったら一生できないで過ごすということ。一生それでいく場合、周囲からは間違いなく、この人はどういう風に育ったんだろうと思われ続けるでしょうね。
 昔なら当たり前の基本的なことですが、基本だからこそ積み重なっていくもので、長い目で見れば、できなければ明らかに損です。
 例えば、いい年してばっかり食べするような人と、仕事しようとか思う? 俺は思わないね。

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