昔、こざいくというhtmlエディタがあったのを覚えているでしょうか。唐突に思い出したんですけど。
プロ版(? Cosaicと表記した)は20万くらいして、売れないもんだから1万2、3千くらいで簡易版(こざいくと表記した)の叩き売りを試みたソフト。ここいらの頃に、ホームページビルダー(*)やDreamweaverが力をつけ始めてもいて、こざいくは安くなってもほぼ誰も買わなかったという。
どうやら開発元は買収されて、かつソフトの販売権も動いたらしく。で、最終的にはソフト自体、消えたっぽいですね…。 サポート終了のお知らせ(DATT JAPAN)
今でも使ってる人いるのかなぁ。そいや自分で買った1代目のPCは富士通FMVで、こざいくはお試し版がプリインストールされていたかも。あのときは自作するなんて思ってもいなかったよ…。写真多めの本を読んで、実際にやってみたら簡単だったという。
実はそんな私でも、初めて触ったGUIなOSはMacだったりします。あの時は確かに感動したけど、信者になろうとは思わなかったな。実際、ならなかったし。
Dreamweaverも出た当時は癖のある大丈夫かいなってソフトだったけど、今やhtmlエディタでは標準の位置にいるし。先のことは、ほんとどうなるかわかりませんね。
まぁマクロメディアのソフトは、今でも基本的に癖あるか。Dreamweaverは2004でCSSにほぼ対応したけど、次期バージョンでどうこなれて使いやすくなるのかは気になるところではあります。CSSでやろうとすると結局、コードの画面で「挿入」→「レイアウトオブジェクト」→「Divタグ」→その後は手打ちでやるのと派手には変わらない感じだからね。
(*)
あれは元々、IBMがどこかのクライアントから「htmlページを楽に作りたい」と持ちかけられて→それ用に開発したのが始まり、と前に聞いたことがある。最初は、一般的ソフトとして広く売り出そうとは考えていなかったということ。で、このプロトタイプ、もうちょっといじればソフトとしていけるかもとなって→ホームページビルダーとして世に出たそうな。
都市伝説かもしれません。本当のところはどうなんでしょうね。ああいう大企業は他部署のことは全然知らんってパターンが多いから、当事者じゃないとわからなそうだなぁ。