うーむ。増えたな。ナイフはちょっとセーブしよ…。
Military Classic / Cold Steel
全長約30.5cm。鋼材はVG-1 SAN MAI III。ネーミング(3枚)からわかるように日本製だ(シースも含め)。ステンレス三層鋼になり(3枚合わせている)、Cold Steelの中で最も性質の優れた鋼材になる。耐衝撃性に優れ、強靱さと切れ味を両立している。刃紋が特徴。ハンドル材はブラックリネンマイカルタ。ガードは錆びにくい300 seriesステンレス(neither ブラス nor ニッケルシルバー)。
オールドスクールなBowieを上質な素材で蘇らせた逸品。定価は$319.99(Knife Centerで$191.95)がついているが、考えようによってはリーズナブルではある。自身にとっては初Cold Steel。
大型で重い印象を受けるが、幅広ではないため意外と軽かったりする。これでグリップが良ければ最高なんだけど。Classicというコンセプトゆえ仕方がない。
カタログでは「あなたが命を預けられる品質」となっている。社長のLynn C. Thompson氏自身が格闘術を確立している面があり(Knife Fighting 1, 2, 3)、同社の製品も準じて攻撃的なモデルが多い。
余談で、このナイフは紆余曲折している。去年の12月26日には日本に入ってきていたのだが、ごく最近ようやく受け取った。
成田→江東区でスタック。原因は年末年始で検査自体、滞っていたのと、FedExより
「準武器(? と言っていたような気が)に該当するかもしれないので、成田に戻す。そのほうが早く検査されるので」
というような連絡を受け、年明けしばらくしてから再び成田に戻っていた。
何もできずに待つのみだった。ああいう時間はほんと気持ち悪い。いくら輸入したとはいえ、ものも高いし…。
結局、税関と直接やり取りすることはなく、また成田→江東区という流れに乗り、届いた。
念のため書いておくが、現行法でなんら問題無いナイフだし、普通に国内ショップでも売っている。個人だと、通関の際なんの権限かわからんが勝手にNGと判断され、破棄を促す連絡が来るときがある。
AUTOMAT KALASHNIKOV 101 / Boker
全長約25cm。鋼材は440C。ハンドル材はFRN/ステンレス。
フォールディング・ナイフとしては大型になるが、フリッパー(not assisted)によりワンハンドオープンが可能。精度も高めで、がっちりとした動作。グリップも握りやすい。AUTOMATとあるが飛び出しナイフではないので、念のため。下に向けて少し勢いをつけてフリップしないと開かない。
ハンドルにはグラス・ブレイカーが付いていて、タクティカル・ナイフとして意識されている。フォールディング・ナイフは元々、シース・ナイフの予備としてサブ的な位置にあるけど、これは大きいのでメインになりうる。