Key:E♭ / D#
Horn/Toot:E♭ / D#
長さ:179cm
トップ内径:3cm
ボトム内径:12cm
重量:3.6kg
原材料:ヘンプ・ファイバー、チャコール、アーネムランド産ホワイト・オーカー、蜜蝋、カルナバ蝋、水
Jon氏が1本1本ハンドクラフト/チューニングしてるので、同じキーでも長さ/重量など微妙に違ってくると思う。重量は、このディジュを持って体重計に乗った-体重。
約10年前に入手したEと比べると色々進化してて、コーティング含め原材料は100%ナチュラル。化学的な樹脂や接着剤は一切使われていない。外壁は麻炭+ヘンプ・ファイバーで黒、内壁はホワイト・オーカー+ヘンプ・ファイバーで白になっている。コーティングは、蜜蝋+カルナバ蝋を混合したものを熱で固定。入手したばかりは独特な匂いが強い。
音色はブーミーな部分が失せ、より自然になった。バランスが良くなったというか。超上質なイダキとヘンプ・ディジュリドゥの聴き比べをブラインドでやったら、ヘンプ・ディジュリドゥのほうが音量がかなり大きい程度しかわからない人多いんじゃないかな。逆にヘンプ・ディジュリドゥをイダキと言う人も出るかもしれん。それぐらい音色はバランス良く/深くなった。
トップは形状が変わり、内径は前バージョンより少し余裕があり(前は結構細め)、さらに鳴らしやすく。無論、超爆音なのと、この低めのキーでも卓越した反応により、尋常でない刻みやすさは変わらない。力まずに少ない呼気で楽に刻める。
何はともあれ、諸々の性能は、ユーカリディジュでは良い意味で絶対にありえないことは確か。無論クラックなんかも入らないし。
入手方法は、AUSのDidgeridoo Breathなどのショップがまれに扱った時や、下記のサイトでJon氏と直接交渉(制作に入ると進捗を連絡してくれる親切な方。納期は約4週間)。値段は$2,650 Au+フライトだった。自身が入手したディジュ/イダキの中で最も高価なものに。もちろんその価値はある。余談で、高価な2番目も約10年前に入手したEのヘンプ・ディジュリドゥ。:D
幸せになれるので、機会があればぜひ検討を。
Sound of Hemp Didgeridoos®
Sony α9 II + FE 24-70mm F2.8 GM