モリワキ ZERO-SS スリップオン

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 モリワキ ZERO-SSマフラー ホワイトチタンサイレンサー スリップオンタイプ。近接排気音測定値94dB(A)以下。重量1.8kg。JMCA認定品。
 これ、CB400SF specIIIの発売に合わせて、Hondaがオリジナル企画商品としてモリワキに発注したサイレンサーです。サイトは >> こちら。無論、構造はノーマルのように多段式ではなく、ストレートインナー。消音材を痛めるバッフルはありません。
 TSRのスリップオンから交換になる。


 ロゴ(プレート)にはモリワキのロゴと、specIIIのロゴが入ってる。サイレンサーだけspecIIIになった(笑)。サイドカバー@車両のシールなロゴは、以前からぺりっと剥がしてしまっているので、デザイン的干渉はなし。
 ナップスとかに行って無かったら面倒なので、某ショッピングサイトに頼んでみた。取り寄せてくれて、かつ割引もそこにある他のパーツと同様にしてくれました。
 取り付けは精度が高すぎるせいか、2本のバンドで意外と苦労したり。バンドは付属のクリップで固定→手でさらに締めて&固定し続けるのはなかなか厳しいので、ラジオペンチできゅっと挟み→その間にボルト&フランジをそりゃっと仮止めがよろし。最初クリップだけでがんばって、親指の爪、やや剥がし気味に…(軍手してて)。
 作り(溶接なども含む)は、やはり丁寧で綺麗。消音材まわりも

 のようにはなっていなく、

 のようになっているため、経年劣化は派手ではないでしょう。どうでもいいけど、スチールウールはスチールネットかも。スチールウールの下にスチールネットかも。よく見なかったのでわかりません。
 JMCA認定品(モリワキ)とそうでないものの差は、ここらへんにあるのかも。もちろん、認定を受けるには、事務手続きその他も多大な手間がかかるんだろうけど。
 なお、キャブレターセッティングの必要はない。取扱説明書にも明記してある。
 以下はノーマルと比べて。
 音量的には爆音ではないですが、低回転域から大きいです。正直、JMCA認定品でもこうなんだといい意味でびっくり。が、乗ってて自分がいらいらするような下品さは、微塵も無いけど。音色的には低中回転域がかなり低音強調気味(ほんと弾力ある太い音)、高回転域は排気音が吼える、マルチエンジンの特性が楽しめる音質。回さないでも十分楽しいけどね。<高回転域は〜
 トルク的には、極低回転域のトルクが気持ち落ちたか落ちないくらい。微妙で不便に感じないレベル。中、高回転域においては確実にパワーアップできてるでしょう。伸びもいい。
 費用対効果を考えると、元以上のものはしっかり取れます。
 以前のTSR スリップオンと比べると、音量は消音材少しへたったTSRと今のモリワキが同じくらい。で、音質はモリワキのほうがずっと太い。サイレンサー自体の厚みや構造からだと思います。

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