Nikonの標準ズームで、値段、重さ、長さ全てにおいて最高峰に位置する、のをいってた。夏頃に出ると噂されるSIGUMA 24-70mm F2.8 DG OS HSMとかでも、どうせあーだこーだ悩むんだろうし(で、結局買って…)。めんどくせー孤高の純正持っとけばふーんで終わるだろ! さっさとこれで撮っとくわ!!となった次第。
なので、SIGUMA 24-105mm F4 DG OS HSMは手放した。いつまで持ってても意味無いし、使わないだろうし。
(右はキットレンズ24-85mm f/3.5-4.5)
テストは一通り終わってる。
・ずば抜けた解像力や、フルサイズを活かす圧倒的な描画(ダイナミックレンジの広さ、鮮やかな色調の豊かさ、立体感等々)
・優れた光学性能
・爆速なAF
・旧型と違い手ブレ補正の恩恵
などは散々語り尽くされている感があるので、このblogであえて言及する必要が無い気がしてきた。(^^) AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR レビュー
少し離れたポストカードを広角端24mmで撮影→100%で切り出し。もちろん、きっちり解像してる。そのうえで、歪曲や収差、周辺減光はかなり抑えられてる(無論SIGUMA 24-105mm F4 DG OS HSMよりもずっと)。あとf2.8なので当然明るいし、表現の幅も広がる。ボケもズームレンズの中では優秀。
純正なのでボディ側できちんと認識、処理される相性の良さも安定感に繋がる。ニコンプラザにレンズ、ボディともすぐに直で持ち込めもするし。
D810で丁寧に撮ると描画凄まじそう。自分は重さで、考えただけでも心が折れる…。(-_-;)
デメリットはやはり重さ(約1070g)と長さ(154.5mm)※。1日持ち歩く or ほぼ無目的にほっつくみたいな用途には「まず向かない」。その用途ならキットレンズや単焦点、マクロレンズのAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDなどを付けるのが無難かと。あとはAPS-C機に高水準のレンズとかね。
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRは、出かける前にある程度は撮る対象が絞られてるとか、スタジオなどで使うレンズでしょう。移動はカメラバッグのみでとなる。
※
ただ、最大経(約88mm)がほぼそのままどーんと筒になってるレンズではないので、持ちやすさはSIGUMAよりいい。レンズ構成図