溜まってたストレスからか、DYNAUDIO Audience 52 SEを唐突に替えたくなって。もうちょっとモニターよりにしてもいいかなと。別に不満は無くて、ただ猛烈に替えたくなったという…。
で、約11、2年ぶりにスピーカーが新しくなった(買ったのは4月前半)。
今度はfostex GX102MA。色はファゴットブラウン。
届いた時の写真。2台まとまった梱包のバージョンもあるらしいが、自分は1台ずつのが来た。
以下は代表的な(?)具体例を挙げてのレビュー。全体的には明確で分解能も高め、見通し、定位が良く、モニター的要素のほうが強い。昔のTANNOYなどとは逆の方向性。楽器やボーカル一つ一つの質感や鳴りがわかりやすい。鳴りにくさに関しては感じない。無論、パワーアンプに金突っ込むとそれだけ見返りは必ずあるはず。
短所は、ソースのマスタリングがまずいとそれが顕著に出る。これなんか曲はいいんだけど。Rocketnumbernine – Steel Drummer
※まともなマスタリングをされているJazzは、綺麗にかつ力強く鳴る。
もうひとつの短所は、買ったばかりの頃はフルオケぐらいの大編成がまとまりすぎる&分析的な感があった。が、エージングやセッティングでかなり良くなってきた。Berlin Philharmonic Orchestra – Deep Blue
以下は長所。これぐらいの編成になると、鳴りは素晴らしいの一言。さすがです。Steve Reich – Music for 18 Musicians
もっと現代的なソースや、アコースティックではありえない音色もバリッと出す。ここらへんだと無意識の世界観がグロいほど出る。Elephant & Castle – I Will
ここまで書けばバスドラ(キック)についても想像つくと思うんだけど、質感、量感共にソースに忠実に、かつ十分に出る。モニターよりなんで。言い換えると、小さなスピーカーに合わせた or そういったマスタリングをした、変にブーストかけてるソースのバスドラもその通りに出す。