2022年3月5日、ムィコラーイウ州で、ウクライナ軍の地対空ミサイルシステムBuk-M1によって撃墜された、サキ空軍基地に拠点を置く第43海軍攻撃航空連隊所属のロシア軍Su-30SM、の残骸からFuselage Creationsによって製造されたタグ。
Su-30SMのパイロット、アレクサンダー・ゴロヴェンスキー少佐とナビゲーターは、ムィコラーイウを爆撃する任務を負ってウクライナ領空に侵入。2発のミサイルによって迎撃され、最終的にはベレザンカ郊外に墜落した。
2人のパイロットは脱出後、ウクライナ軍に捕らえられ、公聴会により、複数の都市(そのうちの1つは母親と妻の親戚が住んでいた)も爆撃していたことを証言している。後に捕虜交換でロシアに帰還。
複座多用途戦闘機 Sukhoi Su-30SM
NATOコードネーム: Flanker-H
機体記号: RF-33787
C/N: 10MK51403
コールサイン: 45 Blue
イルクーツクを拠点とするイルクート社製造、2016年11月28日にロシア海軍に納品
※機体記号やC/Nで検索すると当然、在りし日?の姿が出てくる。
Fuselage Creationsが撃墜されたロシア軍Su-30SMを採掘してる様子
Fuselage Creationsは、ロシアの戦闘機やヘリなどの残骸を用いて(当然、限定)タグを製造、経費の1割を除いた売り上げを全てウクライナ軍に寄付している。ロシア軍パイロットは亡くなっていないので、こうした形でウクライナ軍に寄付はありかなと。まぁこの機体が誰かを殺してる可能性はかなり高いが…。
販売、送付は下記UKのPart of a Planeによって行われていた。日本発送可。自分が買った時のレートだとこれぐらいの値段+送料。歴史的な戦時下で、撃墜された戦闘機の残骸で作られた限定530個のタグ(自身のは421/530)。高いかは安いかは、こういうのはほんと個人の価値観による。余談で、前出の写真にあるように痛烈な皮肉のステッカーとともに届いた。
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