Madonna、ちち

 Madonnaネタ。Drowned World (Substitute for Love)という曲の最後で
 Now, I find.
 I change my mind.
 This is my religion.
 という歌詞が出てくる(プロモーションビデオの中では、疲れきって帰宅したMadonnaが子供を抱きあげる)。religionには宗教という意味の他に、大切なもの、大切にしたいものという意味がある。なお、歌詞カードとか見て書いている訳でなく、あくまでも記憶の中から書いてるので微妙に違うかもですが。
 この曲を聴くたび、こう言えることが俺にはあるだろうかといつも考えちゃう。楽しく思えるものはごってりといろいろ持ちすぎてはいるけど(悪く言えば散漫)、人に対して上記の歌詞のように感じられることは皆無だったりする。これだというものがないのかも。逆に言えば、これだこれだって驀進するんだけど。
 人に対して(それが子供でも自分の妻でも夫でも尊敬する人でも何でもいいですが)こう堂々と言える人って素晴らしく素敵です。別にMadonnaはプロモーションビデオの中でやってる訳で、あのMadonnaが素晴らしく素敵と言っている訳ではない。といいつつ、いつの頃も彼女のファンですが。:D まぁ彼女は実生活では最近、落ち着いた生活を娘と送ってたりするんだけど。
 彼女の過去のプロモーションビデオは、madonna.com→media→video gallery→musicで網羅されてます。ファンでない方も観てみましょう。つーか観ろ。:D ほぼ全てをオンタイムで観てたりする俺。昔の曲もね。
 彼女はデトロイトから上京しdanceで奨学金を得つつ、今日までの歴史がある訳ですが、才能がねーだの散々叩かれて&ゴシップの女王となりつつも、結局今日まで君臨してきました。
 なーに、周囲は利用されたんだよ。Madonnaの圧勝。
P.S.
 子供だけは「人間できたら」本能に任せて欲しいかなとは思う。いつかは「この子は私の誇り」と堂々と言いたい気がします。嫁はいらんが…。
 以前テレビ@ドッキリ系で、アメリカの父が息子に
「実はゲイなんだ。〜」
 と告白される場面があった。父はずうっと黙って聞いているんだけど突如、涙を流し始めて
「お前が独りで悩んでいることを知らず、本当にすまなかった」
 と切り出す。
 ドッキリとはいえ(あれはヤラセじゃないな。テレビの95%は演出というヤラセですが)、いいお父さんだなって思いましたね。自分がそんな素敵な父になれる日は来るのだろうか。疑問ではある。

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