世界遺産に登録されているフィリピンの珊瑚礁を忘れていました。トゥバタハ・リーフという、パラワン島、ネグロス島、ミンダナオ島に囲まれたスル海に位置する珊瑚礁。海によって隔絶された地域のため、一般人はダイビング・クルーズという手段でしかアクセスできません。
そんでもって、行くのは時期がかなり限られる。3月中旬から6月中旬までのわずか3ヶ月間のみです。それ以外は季節風により閉ざされる。
P.S.
楽園なのですが、密漁によるダイナマイト漁(海でダイナマイトを爆発させて→その衝撃で浮かんだ魚を捕る。珊瑚も破壊する最悪な漁)でごく一部は破壊されているのも事実。前出のマクタン@セブ島のダイナマイト漁は有名です。人間の強欲さは計り知れませんね。
もっと書いちゃおうか。『ニモ』などの影響で、あほどもによりクマノミが乱獲されているのも事実で。バリ@インドネシアなどでは、青酸を使って魚を弱らせ→捕獲しているの知っていますか? クマノミが生息するソフトコーラルおよびハードコーラルにも深刻なダメージがあり(荒れまくり)、魚自体、5割が流通の過程で死んでいくそうです。そりゃ死ぬよ。無論、他の魚にもダメージは及んでいる。
熱帯魚@海水をペットショップで絶対に買ってはいけません。流通に手を貸していることになります。その魚は養殖で増やされたものではない。
参考:
トゥバタ岩礁海洋公園(TBS 世界遺産)
世界遺産・限定ダイブクルーズ(株式会社ワールドツアープランアーズ)
元記事:
フィリピンまとめ@ダイビング