日本が夏の時期、乾季の地域を選定中。すでに頭の中はコーラルブルー。
インドネシアは都市だとジャカルタ、観光地だとバリ島が有名ですが、ダイビングとなると下記の地域を目指します。世界地図に載っていない小さな島々、ダイバーの方々好きねぇ…。
理由は簡単で、なるべく手付かずの海となるとそうなってしまうのでしょう。基本的に、陸に人が多いところはそれだけ海も荒れていることが多い。東南アジアは特にそう思う。環境に対する意識はあまり高くないので、人が少ないほうが一目瞭然気味に海も豊かに。
下記の地域、雨季は大体11月〜3月です。紛争のことを書くと長くなるので割愛。ここいらは大丈夫。
メナド:
カリマンタン(ボルネオ)島の東、スラウェン島の北端の街。地理的には一見行きにくそうですが空港を持っているため、シンガポール経由、コタキナバル経由、ジャカルタ経由とアクセスは意外と良かったりします。市内は僻地ではないため、食事やショッピングも楽しめるでしょう。どうでもいいけど、美女が多いとの噂。
海洋国立公園に指定されているブナケン島を中心に潜っていく。ブナケン島とその周辺の島々は、スラウェン本島と数キロしか離れていない。しかし、海溝という深海で隔てられているため、肥沃な海中環境が広がっている。シパダン@マレーシア(世界三大ダイビングスポットのひとつ)も本島からさほど離れていませんが、あそこも深海で隔てられていますね。よって、これ以上の説明は不要でしょう。
メナドは珊瑚が発達しているため、マクロ的にも良好。
参考:
メナド ダイビングポイント情報
越智隆治フォトギャラリー
(株式会社ワールドツアープランアーズ)
下記の3つ、行く人はかなり少なくなります。アクセスも手間がかかる。カリマンタン(ボルネオ)島の東、シパダン@マレーシアに比較的近い地域。代表的なアクセス方法は日本→シンガポール→バリクパパン→ベラウ(本島の東)まで空路。ベラウからスピードボートで下記の地域にアクセスしていきます。まさに涎ものの手付かずな海域が広がる。
写真は個人サイトのものがほとんどなので、掲載は止めておきました。
デラワン:
マクロ天国。珊瑚が凄まじい。無論、後述のサンガラキやナブコ付近にもボートでアクセスできるので、様々なダイビングを楽しめるはず。
リゾート関係者以外、人はいないという訳ではなく、1000人ほどの住人がいます。
参考:
Welcome to Derawan Dive Resort Home Page(ガイドをするサトミさんのサイト)
サンガラキ:
マンタで有名。ブラックマンタ(腹まで真っ黒)も出現。一周15分程度の島。環礁で周囲が囲まれていて→桟橋は作られていないため、干潮時は船から陸まで500mあり。水に浸って上陸する模様。満潮時はビーチまで接岸できるようです。言い換えれば干潮時のダイビングは、ダイブショップからボートまで水に浸って歩いていくということ。
夜中に床下で産卵している海亀に起こされたりと、そういう島。
参考:
サンガラキ島でダイビング(Masashi’s Diving & World Tour)
ナブコ:
大物といったらナブコ(マラトゥア島の東に浮かぶ)。マラトゥア周辺を中心に潜っていく。
かなり小さい島です。リゾートはワンアイランド、ワンリゾートに思いっきりならざるをえない(笑)。参考のリンク先からは、秘境汁が出まくっていた。
参考:
インドネシア ナブコ ダイビング 水中写真(Yasukawa.com)