要するに最近、比較的聴いているCDということ。
Between Green and Blue / David Helpling
ジャンル的にはambientになるんだろうか。アコースティックをかなり多用。内容はタイトルの通り。瑞々しく鮮度も高い。ジャケ&↓ジャケ裏
からも連想される音楽といったところ。
ただし、高度は高めで気温は高くない。そのため、空も見えない熱帯雨林というより、森林限界を越えた空も感じられるでしょう。
Speaking of Now / Pat Metheny Group
発表は2002年。2005年には『The Way Up』が発表されている。
うーん、偉大な作品群の評を書くのは難しい…。『Speaking of Now』は、彼らの中では少し異色な位置にあるような気が。評価(正確には好き嫌い)が分かれるところ。ぱっと聴きはぴんとこない印象を持つかもしれないけれど、きちんと聴くと実は緻密に演奏されているのがわかる。展開も複雑。
最近の『The Way Up』はアルバム1枚に4曲、組曲となっている。よって、叙情的、物語的な面が強い。
いずれにせよ、Pat Metheny Groupはfusionというジャンルでとても良い仕事をしているので、上記アルバム2枚と『Still Life』『Letter from Home』『We Live Here』あたりは聴かなきゃ損。
余談:
他ジャンルというか狭いジャンルしか聴いていない人が漏らす感想で、「jazzは単調でつまらない」がたまにあったりする。ずっこけるを通り越して、相手を慄然とさせるようなことを言うのは止めておきましょう。真逆で、jazzは即興の極みにあるようなジャンル。