以下はPostgreSQL環境限定ということをあらかじめ断っておきます。それ以外の方は気にしないでよろしい。
以前紹介したこの方法だと、厳密には最新のコメントを拾ってくるのではなく、プラス、元記事をエントリーした時間もソートの条件に加わります。古い記事のコメントより、新しい記事のコメントが優先される。
よって、かなり古い記事にコメントがつくと、これまた当事者にしかわからない。MT+PostgreSQLの仕様上、こうなってしまうようです。けれども、miz氏によるパッチで解決しました。感謝。図説すると、この図で(2)になる。
私のMTトップ > 左側Recent Commentsでも、コメントが投稿された日付でソートされるようになりました。MT ver 2.661でも、今のところ問題なく動いています。
やり方は、リーセントコメント+コメント日付と、元MTの
MT/lib/MT/ObjectDriver/DBI/postgres.pm
MT/lib/MT/Template/Context.pm
に処置を施します。
MT/lib/MT/ObjectDriver/DBI/postgres.pmは81行目から、パッチの+になっている行を挿入。
MT/lib/MT/Template/Context.pmは660〜662行目を、パッチの!となっている行と入れ替えてください。
私が紹介している以前の処置をすでにしてしまっている人へのお詫びとして、postgres.pmとContext.pm(元MT+Milano氏による日本語化パッチ+miz氏によるパッチの処置済み)を置いておきます。>> ダウンロード
該当するファイルを入れ替えるだけで大丈夫だと思います。なお、このパッチのコピーライトは、もちろんmiz氏にあります。