機械式時計(自動巻き)を入れておくと、右回り or 左回り→停止→右回り or 左回り…という一定の間隔を保ちつつ動作して、時計が止まることを防いでくれる機械。Royal hausen(ロイヤルハウゼン)はこの界隈では比較的ポピュラーなメーカーで(コレクション用ケースとかも出してる)、結構高かった。ビックカメラでエアコン買って結構なポイントついてたので、それをつぎ込んだけど。
機械式時計はあまり止めておくと、内部の油脂の固着を招いて逆にダメージになる。日付を合わせるのも面倒になるし、毎日巻いて動かしておいて&定期的にオーバーホールするのが一番良い。
注意点をいくつか。ネットではOMEGAは●回りなどとざっくり書かれてることがあるけど、それは間違い。同じメーカーの中でも使われているキャリバーによって有効な回転方向は変わってくる。右回り、左回り、どちらも可は、メーカー > 正確な機種名 or 型番 > キャリバーと、ORBITAのDBなどできちんと検索しないとわからない(もしくは代理店に聞く)。
CW(CLOCKWISE)=時計回り、右回り
CCW(COUNTERCLOCKWISE)=反時計回り、左回り
BOTH=両方向
安いワインディングマシーンでは回転のパターンが2種(右 or 左回り→停止)しかないものがほとんど。ある程度以上のものになるとさらに複数のパターンを持ち、対応できる幅が広がる。
金属バンドの場合、載せる台がプラスチック製だとスポンジ等を挟まないと固定できないなどあり(逆に台が大きすぎてはめられないとかも)。本末転倒なので、柔らかい台のものを最初から選んでおいたほうが無難。
ケースが厚い時計の場合、ワインディングマシーンの蓋と干渉してしまう可能性あり。これも安いものに多い。
一度導入しちゃうと、無いとたぶんものすごく不便に感じるはず。夜、4、5時間動かしとけば時計してなくても1日分巻いちゃう。遅く帰ってきたら、寝る前にonにしとけば起きる頃には巻き上がってる。
備考で、自分の機械式時計2本の詳細は下記。というか自blogに置いておくと備忘録にもなるので。:D
Brand: OMEGA
Model: Seamaster 300m Mid Size Chronometer (2253.80.00)
Caliber: Caliber 1120
Turn Direction: Both(両方向)
Turns Per Day: 650
Brand: BREITLING
Model: AVENGER II (Ref. A339 C70 PSS)
Caliber: Caliber BREITLING 13
Turn Direction: CW(時計回り)
Turns Per Day: 800