2013/1/2
1 | 2

概要

 福島第一原発、いまだに事故は収束しておらず、その周辺は「警戒区域」とされ一般人は立ち入れない。ただ、警戒区域すぐそばの避難指示解除準備区域なら入れる(住民でも宿泊は制限がかかるが)。
 一度は観ておく必要があると思っていたが時間は経ってしまい、年始にやっと行く機会が持てた。警戒区域のすぐ北側〜津波被害の爪痕も強く残る海側(南相馬市小高区浦尻、井田川周辺)も含め、現実を観て欲しい。
 東電のサイトにある地図では南相馬市の南、グリーンで塗られた地域になる。


 警戒区域のすぐ北側かつ海側は、映像でもまとめた。YouTubeに置いておいたので、映像でしかわからない360度のやりきれなさだけでも感じてくれれば幸いです。


 なお、何度か線量を測っているが、別に高いところを選んでいる訳でもないし(写真を写したところしか測っていない)、数回測って高い数値を写している訳でもない。車内を除いて立った状態で測っている。自分は計測マニアではないので念のため。

福島市周辺

都内からまずは福島市を目指した。途中の福島松川PAで。雪が残っている。

福島松川PA脇で。0.49マイクロシーベルト/h(以下、毎時は省略)。高い。
約0.114マイクロシーベルトを超えてくると年1ミリシーベルトを上回る。この数値は頭に入れておくとこの先もピンと来るので、覚えておいて欲しい。

福島松川PA、車内で。0.25マイクロシーベルト。やはり高め。この日は残った雪のため、たまたまと思いたい。

車中泊後、高速を降りて福島市内。車内から。雪が降り始めた。相馬市へ向かう途中。

福島県伊達市 115号沿い福島市〜相馬市間。山道である。0.93マイクロシーベルト。高い…。原発の北西にあたるため、放射性プルームが通ったか。

相馬市〜南相馬市 避難指示解除準備区域

相馬市役所。もう晴れている。

南相馬市 6号沿い。





南相馬市 6号沿い。避難指示解除準備区域に入っている。

線量は0.18マイクロシーベルト。それほど高くはない(もちろん都内より結構高いが)。
やはり原発より北西、内陸部のほうが高いようだ。



上記建物の内部。







潰れた車もこの周辺では珍しくない。



警戒区域手前。一般人は入れない。

同じく警戒区域手前で。0.44マイクロシーベルト。高い。

6号警戒区域手前から、まだまだ津波被害の爪痕が残る海側へ





続きは次ページで。